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2020.6.24

[新型ウイルス]本県公立高 入試範囲5教科で縮小 中3授業1割分

県教育委員会は22日、2021年春に実施する公立高校入試の出題範囲を、全5教科で縮小すると正式に発表した。5教科とも、中学3年で学習する内容。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校措置により、中学3年生に学習遅れが生じているため。県教委によると、本県の公立高校入試で出題範囲を絞るのは初めてとみられる。
県教委のまとめでは、新潟市を除く県内の小中学校で、平均87時間(コマ)ほどの学習の遅れが生じている。県教委はこうした状況を踏まえ、出題範囲の縮小を検討していた。
入試の出題範囲から除外する対象は、国語が文字の書体などを学ぶ「書写に関する事項」の一部、数学がデータを読み取る「標本調査」、英語が文法の「間接疑問文」。社会では、公民的分野の国際社会の諸課題を、理科では、科学技術や自然界と人間との関わりをそれぞれ外す。
縮小範囲を合わせると、95時間(コマ)分ほどで、中学3年生の授業時数のうち1割程度になるという。縮小対象になった学習内容も授業では学ぶ。
県教委高校教育課は「短期間で学習内容を詰め込むとその定着が難しいことから配慮した。生徒には、落ち着いて学習に臨んでほしい」としている。
また、推薦入試の「特色化選抜」でも、出願資格に各競技・団体の大会やコンクールなどの実績要件を設けないこととした。新型ウイルスの感染拡大によって大会などの中止が相次いだことを受けて対応した。
高校入試の出題範囲縮小は、東京都などでも既に決定している。

2020年6月23日

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