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2020.6.12

[新型ウイルス]差別しない、させない 日赤県支部 子ども向けに啓発動画

新型コロナウイルスへの恐れや不安から生じる差別を防ぐため、日本赤十字社新潟県支部が、感染症への向き合い方をまとめた子ども向けの動画を作製した。同支部のホームページで視聴できるほか、県内小中学校の学習教材として広めている。

日本赤十字社が3月末に作製したスライドを基に、県支部が独自に約7分半の動画にまとめた。元々20枚ほどのスライドだが、平易な言葉を補足して子ども向けに仕立て、フリーアナウンサー伊勢みずほさんのナレーションも付けた。
動画では、新型ウイルスには「病気」「不安」「差別」の三つの顔があると説明。分からないことの多い病気から不安が生まれ、感染者らを差別し、差別を恐れた感染者が受診をためらって感染を拡大させてしまう負のスパイラルこそが、新たな感染症の恐ろしさだと解説した。感染者や医療従事者だけでなく、誰もが新型ウイルスの影響を受けているとし、他者への敬意が負のスパイラルを断ち切るとしている。
県支部は「子どもにも分かりやすいように編集した。ウイルスを正しく理解し、過度に不安がらないでほしい」と話す。
新潟市東区の山の下中学校と上越市の国府小学校では、授業への活用を決めたという。国府小の有坂一郎教頭は「差別をさせないことは、教育に欠かせない。よりどころとなる資料として使いたい」とし、山の下中の石黒裕則教頭は「相手を思いやる気持ちや判断力は、今教えるべきこと」と話した。

2020年6月11日

図=日本赤十字社県支部が作製した感染症との向き合い方を伝える動画の一場面

 

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