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2020.5.14

県内就職率 3年連続50%台 今春卒業学生、1987年の水準

県内の大学や短大、専修学校などを今春卒業した学生のうち、県内企業に就職した割合(県内就職率)が55・2%と3年連続で60%を下回ったことが11日、分かった。前年より1・8ポイント低下し、バブル経済期初めの1987年と同水準だった。近年の県内就職率は、首都圏企業の採用意欲が強い好況時に下がり、不況時には上がる傾向にある。
就職率は96・8%(前年比0・7ポイント減)と高い水準が続く。ただ、新型ウイルスで企業の採用活動に影響が出ており、今後の動向は見通せない状況だ。
新潟労働局によると、今春卒業の県内大学生らのうち、就職者は8592人で、県内就職は4746人。県内就職率が55%台に落ち込むのは、87年の55・9%以来。ピークはバブル経済崩壊後の96年で76・7%。
同局は「県内は技術系など専門職の求人が少ないため首都圏に流出する」とみている。
新潟労働局は、県内就職を進める取り組みとして、企業の若手社員と学生の交流会などを打ち出すが、新型ウイルスの影響で実施が難しくなっている。同局職業安定課は「事態が収束せず、今後の求人数への影響も見通せない。状況に合った支援を適切に行いたい」とした。

2020年5月12日

 

図=県内大学生らの県内就職率

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