子育おすすめ記事

2020.5.13

[新型ウイルス]授業動画投稿サイトにあるよ 白新中 休校中の学習を手助け 中央区

新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言により休校している新潟市内の教育現場では、児童・生徒の学習支援に知恵を絞っている。白新中学校(同市中央区)では、各教科の担当教員が動画投稿サイトで授業を配信する取り組みを行っている。
市立学校が休校になった23日から、動画投稿サイトや会員制交流サイト(SNS)に、授業や朝のあいさつの動画を投稿している。栗原靖明教頭は「朝のあいさつは1時間目の始業時間に投稿している。生徒が生活リズムを整えるきっかけにしたい」と話す。
授業動画の配信は、動画投稿サイトの「ユーチューブ」に開設したチャンネルで始めた。平日に2~10本の動画を投稿している。花の構造を学ぶ理科の動画では、教員が外に出て撮影し、本物の花を分解して説明するなど、分かりやすく伝わるように各教科で工夫を凝らしている。
双方向型のオンライン授業を行う動きもあるが、通信環境が整備されていない家では見ることができず、決まった時間にしか受けられないという欠点がある。
社会科の小林大介教諭(40)は「ユーチューブは好きな時間に繰り返し見ることができるところが利点」と語る。社会科ではこれまで、時差の計算やグローバル化について取り上げた。各単元のポイントを短時間で説明し、休校中の課題のヒントや新しく学ぶ分野の予習に役立ててもらう考えだ。
数学以外の教科の動画は子ども向けになっており、投稿サイト側の設定でコメントが書き込めず、生徒は自由に質問できないという課題も残る。小林教諭は「専用のメールアドレスを作るなどして、質問や意見を聞けるシステムも作りたい」と対策を練る。「休校期間が延長になっても、生徒のために授業動画は継続したい」とした。

2020年5月12日

 

写真=時差の計算について授業をする社会科の小林教諭(白新中学校ユーチューブから)

記事一覧に戻る

記事一覧

今ならトライアルセットを無料でお届けします!

トライアルセットを申し込む

新潟日報の購読を申し込む