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2020.5.2

新潟市など再休校で対応変更 児童「学校預かり」順調 学童保育の負担減 過密も緩和

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための再休校を受け、新潟市などで小学校での児童の預かりが本格化している。前回3月の休校の際は、共働き家庭の児童は午前中から夕方まで放課後児童クラブ(学童保育)で過ごしていたが、今回の再休校では午前中は「学校預かり」として教室で自習し、午後からは学童保育施設に移る。前回休校時に課題になった過密の緩和や学童保育の負担軽減などが狙いだ。

4月28日午前、上山小(新潟市中央区)の「学校預かり」。教室では、教職員が見守る中、児童たちが教科書を広げて宿題に取り組んだり、粘土に触れたりして静かに思い思いの時間を過ごしていた。
この日は、全児童約790人のうち約100人が登校。一つの教室が十数人になるように分散し、各教室で宿題などをこなした後、昼食の弁当を食べた。午後になると多くの児童が学童保育施設に移動し、読書をしたり、テレビを見たりしていた。
3月の休校時は新潟市では学校預かりの対象を、学童保育未登録の児童に限定していた。だが、学童保育施設が長時間過密になり、スタッフの負担も増えるといった課題が浮上した。
そこで今回の再休校では、新潟市教委は対応を変えることにした。市内の小学校などでは教員が交代で在宅勤務しており、上山小でもシフトを組んで教員が学校預かりに対応している。
上山小の学童保育スタッフの一人は「3月は急な休校だった上、丸一日対応しなければならなかったので大変だった。今回、学校預かりが本格化し、助かっている」と語る。
県内では長岡市も新潟市と同様の対応に変更した。長岡市教委学校教育課は「学校と学童保育が連携し、負担や過密さを解消する必要があった」と説明する。
一方、今回の再休校がさらに延長されるかなどの見通しが見えない中、現在の対応をいつまで続けることができるかといった課題もある。新潟市教委学校支援課は「現場の疲弊につながらないように、検討する必要がある」としている。

◎休校10日まで佐渡市が延長

佐渡市は29日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため5月6日まで予定していた小中学校の休校を、同10日までに延長すると発表した。県立学校の休校延長の決定や、大型連休中の島内外の往来の影響を考慮した。

 

2020年4月30日

 

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