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2020.2.1

見た目でいじめはダメ 「容貌障害」藤井さん授業 新発田・二葉小

顔が大きく腫れる「容貌障害」を抱える医学博士、藤井輝明さん(62)=東京=が新発田市の二葉小学校で人権教育授業を行った。子どものころにいじめを経験した藤井さんは「勇気を持って、いじめはダメだとはっきり言える子になろう」と呼び掛けた。
藤井さんは2歳のころ、海綿状血管腫という病気を発症。右頰が大きく膨れ上がっていて、子どものころから「化け物だ」などといじめられたという。医学、保健学などを学び、熊本大医学部教授などを経て、現在は講演や研修指導などの社会活動を行っている。
授業は、二葉小で藤井さんの著作「てるちゃんのかお」を教材に使ったことがきっかけで実現。15日に低、中、高学年に分けて行った。
5、6年生約百人を対象にした授業で、藤井さんは見た目の問題で苦しんでいる人がたくさんいることを指摘し、「そういう子を独りぼっちにすることは最大の差別。声を掛けて励ましてほしい」と強調した。
これまでの人生を振り返り「この顔は僕の個性であり宝物。この病気を治そうと医学の道に進んだ。進路を導いてくれた」と語り、「生きていればつらい体験も笑顔で語ることができる。毎日、できることを続けてほしい」と訴えた。

2020年1月22日

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