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2020.1.27

お菓子食べて 鳥居くぐって 合格祈願

本格的な受験シーズンを迎えた。県央地域では「学問の神様」と祭られる菅原道真公などをかたどった天神講菓子が販売され、燕市の寺院では試験合格を願う珍しい鳥居が設けられるなど、受験生を応援している。

◎お菓子食べて 道の駅など 縁起物・天神講店頭に

天神講は道真公の命日(2月25日)に学業成就や子どもの健やかな成長を願う風習で、各地に残っている。燕市では色鮮やかな菓子を飾るのが特徴で「天神講菓子を食べると勉強ができるようになる」と言い伝えられている。
受験シーズンに合わせて、燕市内外の道の駅などでは天神講菓子を集めた菓子展が開かれ、色鮮やかな品々が並んでいる。
JR燕三条駅内の燕三条Wingでは、もち米と砂糖で作り、落雁(らくがん)の中に餡(あん)を入れた粉菓子や、砂糖菓子の「金花糖」など約20種類を用意した。
道真公のほか、鯛(たい)や大黒天など縁起物を専用の木型でかたどり、食紅で模様を描いている。同じ木型でも製造する店によってデザインが異なる。
燕三条Wingの池田尚子課長補佐は「受験生だけでなく、地域の風習を伝えるお土産としても手に取ってほしい」と話す。
燕三条Wingの菓子展は2月25日まで。2月16日には菓子の色付け体験も企画している(600円、要予約)。
このほかの天神講菓子展会場と日程は次の通り。
▽道の駅国上(26日まで、2月1~24日)
▽燕三条地場産業振興センター(2月25日まで)
▽新潟市岩室観光施設いわむろや(2月25日まで)
▽道の駅庭園の郷保内(2月1~25日)
▽新潟ふるさと村アピール館(2月8、9日)

◎鳥居くぐって 国上寺 ちなんだ五角形で建立

燕市分水地区の古刹・国上寺(こくじょうじ)は、「合格突破鳥居」を境内に建立した。合格(ごうかく)にかけた五角形の鳥居で、中をくぐって試験突破を願う。山田光哲住職(52)は「受験生を勇気づけたい」と話している。
鳥居は赤色の木製で、高さ約1・7メートル。近くには知恵をつかさどる文殊菩薩(もんじゅぼさつ)像が安置されている。菩薩像にはさい銭箱と鉛筆置きが設けられている。鉛筆を置くと寺が後日、おたき上げする。
以前、国上寺で合格祈願のお守りを購入した女性が、孫が大学医学部に合格したとして、受験生に役立ててほしいと50万円を寺に寄付した。それを受け、山田住職が今回の鳥居を発案し、寄付金を基に昨年末に設置した。
山田住職は「家族の代理参拝でも構わない。受験生は目標に向かって頑張ってほしい」とエールを送っている。

2020年1月16日

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